当記事では、Rango Exchangeの使い方と特徴を解説します。
Rango Exchangeとは
Rango Exchangeを使うと、様々なチェーンをまたいで簡単にブリッジとスワップができます。
例えば、BNBチェーン(旧BSC)にある$BNBをブリッジして、Terraで$LUNAを受け取るといったことが可能です。
この場合の経路は下記の通り。
1inchを利用してBNBをUSTにスワップ後、Terra BridgeでUSTをTerraにブリッジ。
ブリッジ後はUSTをLUNAにスワップしてくれます。
手数料が最安値になるようにルートを確保してくれます。処理にかかる時間も表記されているのが素晴らしい。
このように、必要なスワップやブリッジを自動的に行ってくれるのがRango Exchangeの特徴です。
対応チェーンは下記の通り
アップデートで更に追加されていく予定。
操作方法
実際の使い方を解説します。
今回は、BNBチェーン(旧BSC)にある$USDCをTerraの$USTにブリッジしてみます。
step
1Rango Exchangeでウォレットを接続
Rango Exchangeにアクセス後、右上の「Connect Wallet」から接続します。
資金の入っているウォレットを接続します。
初めて利用する場合は、ウォレットから署名を求められるので、署名して接続します。
接続が完了すると、Connectedと表示されます。
スワップ元とスワップ先のウォレットを接続する必要があります。
今回は、BNBチェーン(旧BSC)にある$USDCをTerraの$USTにブリッジするため、Meta MaskとTerra Stationを接続しました。
step
2通貨と数量を設定する
- ブリッジ元の通貨とチェーンの設定
- 数量を入力
- ブリッジ先の通貨とチェーンの設定
- ルートが確認可能できる
設定後、Swapを選択します。
確認画面が表示されます。
Confirm swapを選択すると、処理が開始されます。
step
3ガス代を払う
メタマスクなどで認証を済ませて、ガス代を払います。
何度か確認を押す必要があります。
進行度が確認できます。
View Detailsを選択すると、承認したトランザクションや現在の進行度が確認可能。
step
4ブリッジ、スワップ処理が完了
すべての処理が完了すると、チェックマークがついて着金します。
無事にブリッジされているかどうか、ウォレットの残高を確認しましょう。
たしかに、Terra Stationの$USTの残高が増えて、BSCのUSDCが減ったことが確認できました。
同じチェーンならスワップ機能として使える
Rango Exchangeは、同しチェーンでのスワップで使うこともできます。
便利すぎる・・・
上の画像は、Polygonにある$MATIC → BSCの$BNBに変換した時のルート。
スワップやブリッジは、Rango Exchangeだけで完結できるレベルです。
- 面倒なスワップやブリッジ作業を一括で設定
- 手数料が安いルートを自動で設定
- トランザクションを後から確認可能
- 資金の流れが視覚的に分かりやすい
- 複数のサイトにアクセスしなくて良いので、時間の節約ができる
ブリッジ作業やスワップ作業が面倒だと感じている方は、ぜひ使ってみてください。
Rango Exchangeを使うとバッジがもらえる
実績に応じて、バッジが獲得できます。
集めておくと良いことがあるかも知れません。