Ordinals NFT

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【Ordinals】ウォレット作成からNFTを購入するまでの手順を解説【ビットコインNFT】

 

この記事では、初めて「Ordinals」を触る初心者向けに、ウォレットの作成からNFTを購入するまでの手順を解説します。

イーサリアム上のNFTに比べて参入障壁が高めですが、なるべくわかりやすく解説していきます。

 

こんな方におすすめ

  • 「Ordinals」って何?
  • とりあえず、ウォレットをつくりたい
  • 「Ordinals」のNFTを買ってみたい

 

Ordinalsとは何なのか?

ビットコイン上のNFTのことを「Ordinals」と呼んでいます。

「Ordinals」では、全ての情報をビットコインのブロックチェーン上に記録しています。

 

例えば、イーサリアム上にあるNFTの画像データはサーバーやIPFSにおいて保存する場合が多いですが、「Ordinals」では、画像データもオンチェーン上に保存します。

これを、フルオンチェーンといいます。

 

サーバーやIPFSにデータを保存する場合、サーバーがダウンしたり、IPFSが無くなったりすると画像が見れなくなるといったリスクがあります。

フルオンチェーンNFTであれば、BTCが無くならない限り、画像データが無くなりません。

 

イーサリアム上にあるNFTでも、フルオンチェーンのNFTは存在していますが、ビットコインNFTと比べて、100倍ものコストがかかるため、効率的ではありません。

ビットコインNFTでは、コストを抑えることができるため、全てにフルオンチェーンが採用されています。

そのため、サーバーがダウンしたり、IPFSが無くなったりするリスクがありません。

 

ウォレットの作成

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それでは、ウォレットを作成します。

準備するもの

  • パソコン
  • Google Chrome
  • 紙とペン

 

 

手順をざっくり

  1. XverseウォレットをGoogle Chromeにインストールする
  2. 取引所からBTCを送金する
  3. NFTを購入する

 

Xverseウォレットを導入する

ウォレットはいくつか種類がありますが、当記事では「Xverseウォレット」を導入します。

シードフレーズをメモする必要があるので、紙とペンを用意しておきましょう。

 

step
1
Xverseウォレットをインストール

Google Chromeが必要なので、未導入の方はこちらからインストールしておきましょう。

 

Google Chromeをインストール済みの方は、下記のURLから、Xverse ウォレットをインストールします。

https://www.xverse.app/

 

PCブラウザ版とスマホ版がありますが、今回はPCブラウザ版を導入していきます。

「Download for Chrome」を選択して、Xverseウォレットをインストールします。

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step
2
Xverseウォレットをインストール

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「Add to Chrome」を選択すると、Google ChromeにXverseウォレットが導入できます。

 

step
3
Xverseウォレットでウォレットアドレスを作成する

Google Chromeの拡張機能にXverseウォレットが追加されたら、ウォレットアドレスを作成します。

メタマスクでウォレットアドレスを作成する手順と似ているので、サクサク進めると思います。

 

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「Create Wallet」を選択し、新しくウォレットアドレスを作成します。

ウォレットの説明や、プライバシーポリシー等が表示されるため、確認しながら「Continue」や「Accept」を押していきます。

 

step
4
シードフレーズをメモする

プライバシーポリシーに同意後、シードフレーズの設定画面が表示されます。

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「Backup now」を選択し、12個の英単語をメモしておきましょう。

 

この12個の英単語は、ウォレットを復元する際に必要なので、第三者に見られない環境で大切に保管しておいてください。

 

シードフレーズの確認画面が表示されるので、メモを見ながら12個の英単語を入力します。

単語と単語の間は半角スペースで間を空けてください。

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入力完了後、「Verify」を押すと次の手順に進むことができます。

単語の順番が間違っていたり、スペルが違っている場合は次の手順に進むことができません。

 

step
5
ウォレットのパスワードを設定する

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これは、ウォレットを操作する際に必要なパスワードです。

 

パスワードの再確認を求めらるので、再度、同じパスワードを入力します。

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これで、ウォレットの作成が完了しました。

 

ウォレットアドレスは複数生成される

「Receive」を押すと、自分のアドレスが確認できます。

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Xverseウォレットを作成すると、複数のアドレスが生成されています。

  • Bitcoin:BTC用のアドレス
  • Ordinals:ビットコインNFT(Ordinals)用のアドレス
  • Stacks, tokens and NFTs:STX用のアドレス

 

ウォレットにBTCを送金する

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暗号資産取引所から、「BTC用のアドレス」宛てに$BTCを送金すると、ウォレットに着金します。

上でも解説したように、アドレスが複数あるので間違えないように注意してください。

 

NFTを購入する

Ordinals NFT

NFTマーケットも複数ありますが、代表的なものがMagic Edenです。

Magic Edenでは、OpenseaのようにNFTの売買が行われています。

 

とはいえ、何のNFTを買えばよいのか分かりません。

現在は、海外のNFTがほとんどで、情報が追いづらいのが現状です。

 

今後、Ordinalsが発展していけば日本のプロジェクトからのNFTも出てくるかと思いますので、購入するNFTが見つからない場合はウォレットとBTCを用意して待機しておけばよいのかと思います。

 

日本最大級のDAO「Ninja DAO」でもOrdinalsでのNFT発行をしようとしている「CNO(Ordinals)」というプロジェクトがありますので、そちらで情報を追っていくと良いと思います。

Ordinalsの各種情報がシェアされているので、「Ninja DAO」に参加し、「Ordinals」で検索をかけると良いでしょう。

 

まだまだ発展途上なので、DYORのうえで楽しんでいきましょう。

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