NFTを保管する際のセキュリティについての記事です。
この記事を読めば、暗号資産ウォレットのセキュリティを高めることができます。
こんな方におすすめ
- メタマスクのセキュリティを高めたい
- NFTを盗まれたくない
NFTを守るためのウォレット管理
いつ詐欺に遭うかわからないので、防御力は高められるだけ高めておくべきです。
具体的には、以下の方法があります。
- メタマスクを2つ以上用意してNFTを分散管理
- ハードウェアウォレットを使う
- NFT保管用のパソコンを用意する
- シードフレーズを金属板で保管する
ひとつずつ解説していきます。
メタマスクを2つ以上用意してNFTを分散管理
NFTの盗難対策として有効なのが、2つ目のメタマスクを作ってNFTを分散管理すること。
例えば、ひとつを「NFT保管用」、もうひとつを「NFTの売買用」として管理します。
ガチホ予定のNFTは保管用のウォレットへと随時移動しておくことで、Twitterの偽アカウントの偽リンクからMintをしたり、偽物のOpenseaで売買を行ってしまった際の被害を抑える効果があります。
もし、保管用ウォレットでMintや売買を行い、詐欺に遭った場合、すべての資産が根こそぎ盗まれる可能性もあります。
ハードウェアウォレットを使う
さらに防御力を高めるために、ハードウェアウォレットを準備しましょう。
取引予定のあるNFTはメタマスクで保管し、取引予定のないNFTはハードウェアウォレットで管理するアドレスに移動します。
ハードウェアウォレットを使うメリットは
- 秘密鍵をオフラインで管理できる
- 署名の際はハードウェアウォレットが必要
という点です。
1万2000円ほどの出費となりますが、大切なNFTを守るための経費だと思って導入すべきです。
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NFTの盗難を防ぐ方法は?ハードウェアウォレットで詐欺師からNFTを守る【Ledger】
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\NFTを守りたいならハードウェアウォレット/
管理用パソコンを買う
NFT保管用のパソコンを1台用意します。
これは、マルウェアに感染してシードフレーズが漏洩するのを防ぐことに繋がります。
マルウェアに感染した場合、ハードウェアウォレットで保管しているNFTであっても盗まれる可能性があります。
普段使いのパソコンと、NFT保管用のパソコンを分けるというのは効果的です。
ちなみに、マルウェアに狙われやすいWindowsよりも、Macを推奨します。
Macは、マルウェア感染防止と、アンチウイルスの機能が標準で備わっているからです。
認定整備済みのMacBookなら、比較的安く購入できます。
といっても、10万円以上のお金がかかるので、自宅に余っているパソコンがあれば管理用として使うことをおすすめします。
その場合は、OSが最新版であるか確認してください。
余っているパソコンを使用する場合は、パソコンを初期化してから使うようにしてください。最初からマルウェアが潜んでいることもあり得ますので。
シードフレーズを金属板で保管する
紙でシードフレーズを保管している場合は、火災でシードフレーズを失う可能性があります。
その対策として、燃えない金属プレートでシードフレーズを管理する方法があります。
Ledger公式サイトでは、シードフレーズを記録しておく専用の金属板が販売されているので、必要だと思う場合は導入しましょう。
Amazonでもクリプトスチールという金属板が売っています。
ウォレットを複数持っている場合は、「ガチホウォレットは金属板」、「売買用ウォレットは紙で妥協する」などの使い分けをしていくとコスパが良いと思います!
まずは、ハードウェアウォレットを導入しよう
お手軽にセキュリティを高めることができるハードウェアウォレットの導入を最優先するべき。
生産が間に合わず、売り切れていることもあるので、売っているうちにどうぞ。
\NFTを守りたいならハードウェアウォレット/
ハードウェアウォレットのことをもっと知りたい方向けに記事を用意しているので、参考にしてください。
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